ISO9001(QMS)認証取得 株式会社ユニフルーティー ジャパン様

ISO9001(QMS)認証取得 株式会社ユニフルーティー ジャパン様

チキータブランドに代表される、バナナおよびパイナップルの輸入販売を主事業にする、株式会社ユニフルーティー ジャパン様(本社:東京都港区)は、「生鮮バナナの色付け加工と配送及び生鮮パイナップルの配送」で品質マネジメントシステムの国際規格、ISO9001:2008の認証取得に成功されました。

認証取得の成功のポイント


 小笹社長:
今回の短期間(キックオフから認証取得まで6ケ月)での取得が成功できたのは、ひとえに、管理職主導ではなく、マネジメント+ISOグループリーダ+現場の若手社員という協働作業形式で全階層一貫した取り組みで品質マネジメントシステムを構築したこと、また、それをコンサルタントの打川さんのご指導と非常に明確な助言のもとで効率的かつ効果的に推進できたことだと思っております。

また、当然ながら、プロダクト部や品質保証部、加工部、受注部、営業部などの社員の日々の真面目な取り組みが、成功の要因になったことは言うまでもありません。

構築にあたり


 吉田部長:
「使えるQMS」とするために自社の現状に適した形で構築されなければなりませんでした。
最初から、新しいコンセプトや沢山の改善事項を盛り込んでしまうと、窮屈なシステムとなり、運用が大変になります。
そうならないように、皆で協力してシンプルなシステム構築に努めました。

社員一人一人がQMS構築に携わることで、品質とは社員の質や管理の質、そして業務の質に基づいているという事実を認識するよい機会となりました。

通常業務とQMS構築の両立が時間的に厳しかったのも事実です。
そのような中、コンサルタントの打川さんから業務事情を理解した上で、ベースとなる文章を提案してもらえたことや、質問に対する返答が速く、気持ちが途切れなかったことが短期間での取得のカギとなりました。

取得の効果と今後の展開

 吉田部長:当初、QMSを取得するとそれだけで品質が良くなると理解している社員が沢山いました。

確かに品質の向上は目的の一つですが、「ISOは使ってナンボ」、進んで実践することで、マネジメントの質を向上させ、それが品質の向上につながるのだということを証明していきたいと考えています。

特に、社内の評価システムとQMS教育訓練をうまくシンクロできればと考えています。

小笹社長:当然ながら、認証取得はゴールではなく、始まりですので、今後のプラクティスを各部署にタイムリーにリマインドし、一層の精度アップすることを期待しております。