海外の医療機器メーカに注射針の輸出・販売を手掛ける守安コーポレイション株式会社(本社:東京都大田区)、及び注射針の製造を行うアイエスシー株式会社(本社:栃木県大田原市)は、注射針の輸出及び製造でISO9001のグループ認証を成功されました。
認証取得にあたり
守安社長:今まで、当グループで提供していた製品の品質や、輸出業務及び製造に関する仕組みは、ISO9001のレベルに相当するものであると自負していました。ただし、更なるお客様への安心の提供と信頼の獲得を鑑み、ISO9001の第三者認証に踏み切りました。コンサルタントの選定においては、5社以上と直接面談を行い決定いたしました。その中で、コンサルタントの打川様にお会いして、豊富な経験に裏付けられた自信あふれる言動を信頼し、お願いすることに決まりました。今回の認証取得の成功を実際に経験し、私の見る目に間違いはなかったと改めて感じております(笑)。
構築にあたり
内部監査責任者 磯様:とにかく最初は、ISO9001の規格要求事項の用語が、難しく、理解に苦しみました。
専務取締役 磯製造部長様:特に、作成したマニュアルとISO9001の規格要求事項との整合に苦労しましたが、コンサルタントの打川さんが実施してくれた図解のテキストを使用した勉強会やマニュアルのレビューのためのミーティングを重ね、それらの課題は解決することができました。また、レビュー依頼のメールを夜遅く送信した際などに、返信がすぐいただけたときなど、この人はいつ寝ているんだろう?と不思議に思いました(笑)。
内部監査員 藤田様:私は今回内部監査を担当したのですが、今まで監査経験がなく、本当に不安でした。特に内部監査員研修を受けた後に、本当に自分が監査をできるのだろうかと不安は高まりました。しかし、実際の監査の時は、コンサルタントの打川さんにOJTをしていただけたことで、徐々に自分でも自信を持ってできるようになりました。これからは良い監査員として、会社の品質の改善に努めたいとおもいます。
取得の効果と今後の展開
品質管理責任者 荻原部長様:今回の認証取得は本当にうれしいことだと実感しております。ただし、今回の認証取得は、品質マネジメントの基礎づくりができたレベルだと認識しており、マニュアル類を更に生きたものにするために、改善し続けていきたいと思っております。また、今回の認証取得はグループ認証であるため、両社の総合力を更に発揮できる仕組みに改善していきたいと思っています。